こちらもネットフリックスで観た映画。
単純にお勧めされていたからなのですが。
感動するいい映画でしたよ。
あらすじは以下。
名匠クリント・イーストウッド監督がトム・ハンクスを主演に迎え、2009年のアメリカ・ニューヨークで起こり、奇跡的な生還劇として世界に広く報道された航空機事故を、当事者であるチェズレイ・サレンバーガー機長の手記「機長、究極の決断 『ハドソン川』の奇跡」をもとに映画化。09年1月15日、乗客乗員155人を乗せた航空機がマンハッタンの上空850メートルでコントロールを失う。機長のチェズレイ・“サリー”・サレンバーガーは必死に機体を制御し、ハドソン川に着水させることに成功。その後も浸水する機体から乗客の誘導を指揮し、全員が事故から生還する。サリー機長は一躍、国民的英雄として称賛されるが、その判断が正しかったのか、国家運輸安全委員会の厳しい追及が行われる。(映画.COM)
特に期待をしていなかったのですが、なかなか楽しめました。
まあ、クリント・イーストウッドが監督でトムハンクスが主演とあらば楽しめること間違いないですしね。
話としては両エンジンが止まった機体を無事にハドソン川に着水させたサリー機長の判断が果たして正しかったのかどうか…という話。
「判断がどーとかっていうけど、全員助かったからいいじゃん! 追及しているお前らがもしその立場だったらできるんかい!」って思わず観てて突っ込みたくなるぐらい、グチクチと追及してくる国家運輸安全委員会の面々。
でも一方で仕事的な観点から言うと「現場知らない連中がこんな感じで正論なのか難癖なのかわからものを振りかざしてくる時あるよなー」と妙な共感を覚えながら観いってしまいましたw
でも、実際に振り返ってみてその時の判断が最善かどうかというのを判断するのは難しいですよね。
特に人の命がかかわることの判断というのは相当に難しいだろうなと。
ちょっと映画の本筋とはずれますが、
こういったことは大なり小なり仕事現場で多く起こるけど、どうなんだろう?現場と上でどっちが正しいんだろう。
正直言うと、どっちが正解っていうのはケースバイケースなんだろうなとは思うけど。
ただ、大体現場の意見のほうが往々にして正しいことが多いとは思う。
まぁ、現場も上層部もそれぞれ誠実に自分の仕事を全うしていくっていうのがベストな選択肢なのかもしれないけれど。
まぁ、そういう意味でも自分はサリーに感情移入して見れたし(あんなにベテランじゃないけどw)、 一時間半ぐらいの映画でとてもコンパクトにまとまっていて、いい映画だったなと思います。