なすが食べられるようになりました。

30代共働き庶民のサラリーマンです。趣味(ファッション・読書・映画・旅行・アウトドアなど)と時々仕事についての覚え書き。

素晴らしい!【映画感想】ワンダーウーマン


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久しぶりにふらっと仕事帰りに一人で映画館で観た映画。

何より、仕事がらみの方で映画が好きな方(正確には映像を仕事にしている方ですね)がいるのですが、その方の今季の夏のお勧め作品の一つ。
また、全米で女性主演、女性監督にもかかわらず大ヒットということで、公開を待ち望んでいた映画でした。

結果、むちゃくちゃよかったです。
ちなみに初めて3D&IMAXで観ましたが、ワンダーウーマンという映画にあっていたのか、かなりよかったですね。
ちょっとはまりそうですw

以下、あらすじです。

 DCコミックスが生んだ女性ヒーローで、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」でスクリーンに初登場した、ガル・ギャドット演じるダイアナ・プリンス/ワンダーウーマンを主役に描くアクション大作。女性だけの島のプリンセスだったダイアナが、いかにして最強の女戦士=ワンダーウーマンとなったのかが描かれる。女しかいない島で、プリンセスとして母親に大切に育てられてきたダイアナ。一族最強の者しか持てないと言われる剣に憧れ、強くなるための修行に励む彼女は、その中で自身の秘められた能力に気付く。そんなある日、島に不時着したパイロットのスティーブとの出会いで、初めて男という存在を目にしたダイアナの運命は一転。世界を救うため、スティーブとともに島を出てロンドンへと旅立つ。スティーブ役は「スター・トレック」シリーズのクリス・パイン。「モンスター」でシャーリーズ・セロンにアカデミー主演女優賞をもたらしたパディ・ジェンキンス監督がメガホンをとった。(映画.com)

 

 いやー、久しぶりにアクション映画でヒット作って感じでした。

正直な話、所詮アメコミだろって感じでどこかでドンパチが面白い映画なだけだろと疑っていました。ごめんなさいw

 

 

1.まずはダイアナが素晴らしい。

主演のガル・ガドットが素晴らしいんですよ。

何より、めちゃくちゃ美人でしてた。

3Dってどアップでせまってくるんですけど(しかも結構顔のアップのシーンも多い)、その度に美人だなぁと見とれてましたw

あのワンダーウーマンのコスチュームを身につけて、美人だと思わせるところ。あれで全くふざけてみえないのが凄いです。

 

また、アクションシーンも素晴らしいです。

最初からかっこいいアクションの連続なんですが、全てかっこよくこなしているんです。

あれだけアクションを力強くてこなせる女性ということでまさに適役ですよね。
個人的には最初の弓でのアクションシーンが一番好きでした。

スローモーションにも耐えうる納得感のある肉体美は素敵の一言に尽きますね。


ちなみに主演の彼女はイスラエル出身で兵役についていたとかで。納得です。
余談ですが、若い頃バックパックでイスラエルに行った時に、本当に美人な兵隊さんばっかりだったのを思い出します。イスラエルの人ってなんであんなに美人さんばかりなんだろうと…。

 

 

2.キャラクター自体も素敵です。

自分はワンダーウーマンを読んだことがないので、映画が原作に忠実なのかは分かりませんが、正義にまっすぐで、弱者を守るためには危険を厭わないところなんかは本当に正義のヒーローらしいヒーローだなと。


でも、一方で世間知らずだったり天然だったりするところが可愛いんですよね。スティーブとの掛け合いは本当に可愛くてよかったです。

このあたりの小さい天然エピソードが散りばめられていたので、とても見やすかったです。


多面的な物の見方ができず、善悪どちらかの2面でしか捉えることができなかった彼女が、スティーブや仲間たちとの交流を通じて、徐々に変わっていく成長する姿も良かったですね。

 

 

3.世界観が素晴らしい。

これが本当に素晴らしいなと。

監督のパティ・ジェンキンスが本当に凄いですね。(彼女はこれが長編映画2作目とか…まぁ、1作目がモンスターということで納得感はありますが)

ワンダーウーマンというストーリーを通じて、よくここまで世界観を広げて、物語を再編集して、意味付けしたなと。

この映画は捉え方によっては、戦争映画、恋愛映画、アクション映画という捉え方ができるんですが、どの視点から観ても素晴らしいんですよ。

 

また、差別に対する映画でもありますね。
それでも、最後はやっぱりヒーロー映画だったなという終わり方が素晴らしいんですよね。

特に一度心が折れてからの、立ち直るまでの流れは良かったですね。

純粋なワンダーウーマンは一人の悪者を倒せば戦争は止まると思ってるんですが、そうではないんですよね。

人は善と悪の二面性を持ち合わせているし、戦争は単純な善悪で割り切れるものでもない。

これを知ったときに救うに値する世界じゃなかったと挫折するのですが、これを救うのがスティーブなんですよね。

めっちゃかっこいいセリフを言ってくれるのです。

でも、この辺りが女性監督らしい良さが出ていて、他のアメコミ映画とは違うところなのかなとも思いました。

やっぱり愛というのを綺麗に描けるのは女性ならではかなと。

 

ラストに普通は戦争にラスボスなんかはいないみたいな感じで終わるのかと思ったんですが、がっつりラスボスがいたのもヒーローものとしての立ち位置がしっかりしていて自分は好感が持てました。

 

と、まだまだ語れるなあと思えるぐらい、個人的にはめちゃくちゃいい映画なので、是非3Dで観てみてください!