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30代共働き庶民のサラリーマンです。趣味(ファッション・読書・映画・旅行・アウトドアなど)と時々仕事についての覚え書き。

怪演ですね。【映画感想】ダラスバイヤーズクラブ


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リンカーン弁護士を観た流れで、マシュー・マコノヒーがアカデミー賞を受賞した本作を観ることに。

もちろんNetflixです。

 

あらすじはこんな感じ。

1985年、テキサス生まれの電気技師ロン・ウッドルーフはHIV陽性と診断され、余命30日と宣告される。米国には認可された治療薬が少ないことを知り、納得のできないロンは代替薬を求めてメキシコへ渡る。そこで米国への薬の密輸を思いついたロンは、無認可の薬やサプリメントを売る「ダラス・バイヤーズクラブ」を設立。会員たちは安い月額料金で新しい薬を手にすることができ、クラブはアングラ組織として勢いづく。しかし、そんなロンに司法の手が迫り……。(映画.com)

 

いやー、いい映画でした。

というかマシュー・マコノヒーとジャレッド・レトの二人の演技というか役作りが凄まじい。怪演ですね。

ともにアカデミー賞の主演男優賞と助演男優賞を受賞していますが、納得です。

マシュー・マコノヒーにおいては「ウルフ・オブ・ウォールストリート」で主演を演じたレオナルド・ディカプリオと競った形になったみたいですが…これはマシュー・マコノヒーで納得です。

いや、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のディカプリオだってめちゃめちゃいい演技してますよ。金融のイッちゃってる人間を完璧に演じてましたが…残念ながら相手が悪かったですね…。

マシュー・マコノヒーはHIV感染者役なのですが、役のために激やせしたんです。21キロだそうです。

最初は全然気づかないんですが、ふと「あれめっちゃ痩せてない?」って気付いたときにはちょっとぞくぞくしましたねw

しかも、そこからさらに痩せていくという…役作りが本当に凄いですね…。

 

また、ジャレッド・レトの演技もいいんです。この女装のオネエさんがいい役どころで。なんていうか、とても「まっすぐ」な人。

最後のほうとか結構泣かせにきてくれるんです…(泣かなかったけどw)

 

もちろん2人の演技だけでなくストーリーも素晴らしい。

実はロンの成長物語になってるんですよね。特に昔の友人にレイヨン(ジャレッド・レト演じるオネエさん)といる時の対応とかね。

あとロンのカウボーイ気質のどこか軽いんだけどまっすぐなところが、ラストの拍手で迎えられるところをひきたたせている気がします。

 

内容に反してそこまで重くない映画なので、観てない方は是非オススメです。

 

 

参考までに。

※マシュー・マコノヒー 主演のリンカーン弁護士の感想

クールだけど、どこか人間らしい。【映画感想】リンカーン弁護士 - なすが食べられるようになりました。

 

※ウルフ・オブ・ウォールストリートの感想

スコセッシ✕ディカプリオ【映画感想】ウルフ・オブ・ウォールストリート - なすが食べられるようになりました。