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なすが食べられるようになりました。

30代独身庶民のサラリーマンです。ファッションや映画や旅行などについての覚え書き。

やっぱり面白い【読書録】イン・ザ・プール&空中ブランコ

読書

 

イン・ザ・プール (文春文庫)

イン・ザ・プール (文春文庫)

 

 

 

空中ブランコ (文春文庫)

空中ブランコ (文春文庫)

 

 

実家に帰って暇だったので、昔読んだ小説を漁ってたら出てきた本。

久しぶりに読んだけどやっぱり面白かった。色々な患者が精神科医である伊良部先生のところにやってきて、ドタバタ劇を繰り広げながら治療していく話。

この本の凄いところはエンターテイメントとして楽しめること。純文学っていうよりも漫画と同じ手軽さで読める。でも、それって凄いことだなと。マンガっていう視覚効果を使っていて気軽に読めるものだけど、それを小説の文字だけでやっちゃうんだからね。(自分的には伊坂幸太郎さんの小説とかもそんな感じ。いや、絶賛してますよw)

患者の人も色々な人が来ます。精神科だから他のところで手に負えない患者さんがまわされてくる。そして、患者さんはみんな深刻…バカバカしい内容なんだけど深刻なんです。

でも、このバカバカしいけど深刻なところがすごい感情移入できるんだよね。自分もちょっとしたボタンのかけ違いでこんな風になっちゃうのかなって。いや、むしろボタンなんかかけ違わなくてもこんな風に精神科に通うようになることだっていくらでもあるんじゃないかな。そんな時に伊良部先生みたいな人に会えたらいーだろーな(いいのか?w)

自分も社会人生活をしてきた中でパワハラまがいのことを受けたこともあるけれど(いや、今思い返すとあれは完全にまがいじゃなくてパワハラだと思うw)、その時の自分を振り返ると結構色々とヤバかったなと思い出しました…。

マンガみたいな小説を読みたい人や、ちょっと自分が疲れてるなって思う人にオススメです。

ちなみに自分は二作目の『空中ブランコ』の空中ブランコが特にオススメです。