なすが食べられるようになりました。

30代独身庶民のサラリーマンです。ファッションや映画や旅行などについての覚え書き。

まだまだ学ぶことが多いなぁ/【読書録】マーケット感覚を身につけよう

 

現在、PR・広告に近い業務をしているので、それをする上で何か役立つ本はないかなと思って手に取った本。

もちろん、ちきりんさんについては数年前から知っていて、ブログもほとんど読ませてもらっているけど。(これも前の上司から教えてもらいました。)

 

その名の通り、マーケット感覚を身につけようという本。

マーケット感覚とは「商品やサービスが売買されている現場のリアルな状況を想像できる能力」または「顧客が、市場で価値を取引する場面を直感的に思い浮かべられる能力」。

マーケットとは「不特定多数の買い手(需要者)と不特定多数の売り手(供給者)がお互いのニーズを見てしてくれる相手とマッチングされ、価値を交換する場所。」

つまりは、実際にこんなものがあったら売れるんじゃないかと思える感覚ということ(平たく書いたらそりゃそうだって内容ではあるんだけれども・・・)。

 

じゃあ、そのために何が必要かというと、「市場の動きを理解し、予測、利用すること」。それぞれの要素とは①買い手と売り手が取引する動機②それぞれの要素に起こりうる今後の変化③市場の中で選ばれるための方法(つまりどんな価値が誰と誰の間で取引されているのかがわかること。)

 

その中で、価値を見いだすことを大切としており、いろいろと例をあげています。

・自動車購入者の例

昔は豊かに見える価値、女の子をデートに誘いやすくなる価値だったのでできるだけ大きな車や高級車だったが、今は移動手段・運搬手段になってしまったので売れなくなってしまった。(これは実感できるしとても分かりやすい例だな)

・上位レイヤー市場→消費市場と貯蓄市場

①まずは消費市場からお金をひっぱってくる②次に、貯蓄・投資市場の中で他の金融機関との競争に勝つ

・非伝統的な価値の出現

①感動市場②コーチング③選んでもらうという価値(ジャパネットタカタ)

・日本の消費市場には国際的競争力がある(例:全米が泣いた

 

そういった価値を見いだすためにはどのようにすればいいのかというと・・・。 

<マーケット感覚を鍛える5つの方法>

①プライシング能力(自分の基準で、妥当と思える価格を付ける)を身につける

→「相場的に妥当な値段か?」ではなく「自分の価値基準ではいくらが妥当なのか?」が大切。

②インセンティブシステムを理解する

→規則や罰則で問題を解決しようとしない

③市場に評価される方法を学ぶ

→「組織」と「市場」の意志決定スタイルの違いを理解し、市場に評価される方法を学ぶ。

→市場型の評価ではどれひとつとして「完全無欠」にもならないし、「存在しないこと」にもならない。

→作り込みよい「とりあえずやってみる」

④失敗と成功の関係を理解する

・正しい方法を習い、反復練習で覚える

・学んだことを実践し、現実的な環境下で成果が出せるような経験を積む

⑤市場性の高い環境に身を置く

 

<これから大きな変化が起こる分野>

①規制によって、消費者が妥当と感じる価値と大きくかけ離れた価格付けが行われている。

②規制によって、新規参入が意図的に低く抑えられている。

③流通経路が複雑で、付加価値を生んでいない中間業者が多数存在する。

④経営者の怠慢により、人材を含む貴重な資源が活用されていない。

⑤関係者の怠慢と安定志向のため新技術が導入されておらず、生産性が低い。

⑥規模の小さな企業が多く、運営が非効率で大きな投資もできていない。

⑦時代にあわなくなったものが、淘汰の仕組みがないために温存されている。

 

んーこれはかなり当てはまる分野が多いところに自分はいるって感じですね。。

また、この本を読んで自分の仕事に当てはめてみたけれど、確かにコストからの価格を算出していて、価値としての価格設定をしていないと感じた。もともとなんでこんな価格設定なのかなと思っていたけど、言葉にして説明できなかったので、この本を読んですごく納得ができた。

まぁ、そもそもなんのための商品作りなのかが決められていないのが問題ではあるけれども。

 

最後に

<専門性を身につけ、かつ、変化する必要がある。>

とのお言葉。

まだまだ勉強して色々とチャレンジしないとなぁと思わされました。 

(まだまだ勉強しないとなぁと危うく書こうとしてしまいましたw)